私は家では基本、寝かせ玄米(発酵玄米)ご飯を食べます。
パティシエ時代日々仕事に追われ、満足な食事をとれず余ったケーキなどでお腹を満たしていた私。冷え性や腱鞘炎、セルライトの増加など身をもって経験しました。
そこから体調を整えるために模索し、玄米菜食の素晴らしさに出会えました。
近年は普通の玄米ご飯ではなく、発酵の力により多くの栄養素を生み出す方法が有名になり、私もそのとりことなったひとりです。
色々な作り方があるようですが、私の寝かせ玄米ごはん作りのポイントをご紹介したいと思います。
寝かせ玄米ごはんいつものレシピ
私はいつも三合炊きます。肉体労働の生活ではないので、玄米といえども多くはたべません。
- 玄米 カップ3
- 水 カップ5
- 自然塩 小匙1/2~1
- 小豆 大匙2
- にがり 12g程(豆乳についているにがり)
- その他、もち麦、スーパーもち麦、きび、などの雑穀、(水溶性食物繊維が豊富なもち麦はよくいれます)
玄米の炊き方はそれぞれあるようですが、私は一般的に3,4回浄水の水で強めに洗い、分量のお水で24時間発芽をさせ、炊きます。
ポイント6つで安全安心!寝かせ玄米ごはん
玄米を食べるうえで私が守っているポイントは6つ
玄米にある有毒な成分「アブシジン酸、フィチン酸を無毒化」
玄米にはアブシジン酸やフィチン酸という、人体にとって有毒ではないかといわれる成分があります。こちらについては長くなるので詳しく知りたい方は自分で調べてみてください。
- アブシジン酸→ミトコンドリアを傷つけることで単純に身体のエネルギー不足からだるさなどがでてくる
- フィチン酸でミネラル不足になる
これをすればオッケイ玄米無毒化
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浸水は冷蔵庫で24時間以上する(玄米を発芽させる)
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炊いたご飯を3日程発酵させる
さまざまな情報がありますが私は、この2つで玄米無毒化を行います。
市販の発芽玄米は×普通の玄米を選ぶ
発芽玄米は一般的に玄米より栄養が豊富といわれています!ですが市販の発芽玄米はすでに発芽した玄米をもう一度乾燥させているため玄米自体がしんでいる可能性があると言われています。
しんでしまった発芽玄米でなく生きた発芽玄米をとることが自分の生命エネルギーにもつながると私も思うので市販の発芽玄米は使いません。
お米の乾燥方法は天日干し
お米の乾燥方法にも重要なことが隠されているようです。お米は天日干しで乾燥させますが、大量に生産している所ですと機械乾燥をしている所があります。
機械乾燥だと玄米がしんでしまっている可能性があるようです。(これは玄米を発芽させてみて目がでないようだとしんでいます。)
パッケージを見ても確認できないことが多いので直接販売会社や農家さんを訪ねてみるのが良さそうです。
にがりを入れる
お豆腐に使われるにがりの効能は沢山あります。
特に現代の食生活はミネラル不足だといわれています。主食のご飯ににがりをいれることで自然にミネラルの補給ができ、美容健康効果もあります。
- マグネシウム、カルシウムと結びついて強い骨と歯の材料になります。
- 脂質と糖質の吸収を抑え、脂肪の蓄積を防止する。
- 又、腸内で便に水分を与える働きで、便秘などの解消にも役立ちます。
などなど、にがりの効果は調べるととても沢山あります。こちらについては長くなるので詳しく知りたい方は自分で調べてみてください。
こちらのにがりは揖斐の美味しいお豆腐屋さん「弓削銘水堂」さんのにがりです!豆乳を料理でしたときなどに余ったものをとっておき、ご飯いれてミネラル補給してます。
ミネラル豊富なお塩を使う
自然塩を使います。自然塩にもとてもたくさん種類がありますがパッケージの後ろにはミネラルの量やどういった製法で塩が作られているか書いてあります。
お塩本来の味や、お料理によっても使いやすさなど、さまざまあります。ご自分に合ったお塩を色々試してみるのも良いかと思います
私は比較的ミネラルが多めのお塩を選んで使っています。
無農薬栽培の玄米と小豆
玄米は白米と違ってそのまま全部食べるので、できれば農薬不使用のものがよいです。お米の育つ環境もお水がきれいな所や、放射能の心配のない地域のお米を選びます。
玄米に白米にない栄養素がたくさん
- 白米の約5倍の食物繊維が含まれています。便のかさを増やす、不溶性食物繊維が豊富です。
- 白米と比べビタミンB1が5倍、ビタミンB6が3倍、ナイアシンが5倍含まれます。代謝をアップし、肌の調子を整えます。
- 白米に比べ、ミネラルの総量が約6倍。鉄分やマグネシウムといったミネラルは、歯や骨を形成する栄養素です。
- 玄米に含まれるギャバGABAには主に脳や脊髄で抑制性の神経伝達物質として機能している物質です。興奮系の神経伝達物質の過剰を抑えてリラックス状態をもたらす作用があり様々な効果(血圧を下げる、精神の安定、快眠効果)が期待できると注目されています。
小豆にも効能がとても沢山あります。
- カテキン・ルチン・アントシアニン・イソフラボンなどのポリフェノール(赤ワインの1.5倍、豆類の中でも特に含有量が多い)
- 食物繊維(ごぼうの3倍)
- ビタミンB1、ビタミンB2
- サポニン
- 亜鉛、カリウム、鉄分
- カルシウム(米やパンよりも多い)
発酵させることでさらに栄養アップ
酵素玄米を炊き上げてから保温して日を追うごとに徐々に玄米の色が褐色に変わっていき色が濃くなる、メイラード反応が起る。
メラノイジンの働きは、抗酸化作用、動脈硬化予防、高脂血症予防、整腸作用があり血液をさらさらにして若々しさを保つ働きがあります。
※メイラード反応→玄米と小豆の糖とアミノ酸を加熱したときに見られる褐色物質メラノイジンを生みだす反応の事
*わたし寝かせ玄米(発酵玄米)ごはん*
玄米は体を温めてくれる陽のエネルギーが高いので陽性体質の男性や子供は自然と受け付けないことがあるようです。
冬にとくにほかほかの玄米ご飯が食べたくなるのは、そのせいなのかと思います。
特に土鍋で炊くご飯がよいですが、生活スタイルそれぞれあるので、今の私は炊飯器を使っています。保温時に真空になり3日後も乾燥せず十分仕事をしてくれ、お値段以上です。
人それぞれ体質は違い、季節や環境、精神状態によっても変わってくるので、その時その時、自分の体調に合わせて体にいいものを摂っていきたいです。
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