ヴィーガンスイーツ作りによく使う食材はその食材の特性、住んでいる地域や栄養素、作る人のこだわりによって皆違いがあります。
この記事では、パティシエから転身、ヴィーガンスイーツパティシエの私がヴィーガンスイーツ作りでよく使う食材について紹介したいと思います。
パティシエから転身*ヴィーガンスイーツパティシエ歴8年の私がよく使う食材は?
私がヴィーガンスイーツでよく使う食材は
以下のものが代表的です。
- 無調整豆乳
- 米粉
- 太白ごま油、
- おから、大豆粉、オートミール、こんにゃく粉
- アーモンド、カシューナッツ、くるみ などなど
無調整豆乳
一番よく使うものは豆乳です。
豆乳も大豆固形分などが商品によって違います。作りたいレシピによって影響しやすいものもあるので、パッケージの表示を確認することをお勧めします。
豆乳などもできれば地元産のものを選択し、地元の活性化もつながったらいいなと思っています。
ヴィーガンスイーツ作りをしたいなと思った時に、ちょうど地元にこだわりのお豆腐やさんがありました。
揖斐川町にある手作り豆腐にこだわるお豆腐屋さん「弓削銘水堂」
伊吹山からの美味しいお水と岐阜県産の大豆のみを使ったお豆腐があり、これを使おうと思いました。
こちらのお豆腐やさんについては一つ一つこだわりがすごくあって、一言では紹介しきれないので、また別の記事にしたいと思います。
米粉
粉類は米粉をよく使います。
私がパティシエを始めたころ、米粉のケーキはとても珍しいものでした。
ですがヴィーガンスイーツを作りたいと思った時に、食物アレルギーの少ないものや、米の国内生産にも繋がる事もあり、米粉を使うようになりました。
米粉もお米の品種がコシヒカリやササニシキがあったり、小麦粉と同じように色々な銘柄や産地も違うので作りたいものによって変わってきます。
こちらの内容もまた別の記事で書きたいと思います。
太白ごま油
油は主に太白ごま油を使います。太白ごま油は栄養素や脂肪酸からも酸化しにくく、くせもなくどんなお菓子でもあいます。
圧搾なたね油もよいです。αリノレン酸を含むため少し酸化しやすいので早めに使うことをおすすめします。
国内生産のなたね油はとても希少で、なたねの国内生産のために使うのも良いかと思います。
おから
おからは、スイーツからも植物性のたんぱく質や食物繊維を取り入れたいので積極的に使いたいと思っています。
おからの種類は国内産が遺伝子組み換えの心配がないので、表示に「国産」や「組み換えでない」という表記があるものを選ぶとよいです。
生おからは栄養豊富で傷みやすいので、小分けやレシピで使う量にわけてグラムを記載して冷凍してしまうと後々便利です。
生おからと乾燥したおからパウダーがあります。生おからが新鮮なので水分量の多少のずれがあっても、レシピで調整できるもの、影響の少ないものでしたら生おからを使うのをおすすめします。
おからパウダーは乾燥しているので、水分量の誤差が許されないようなレシピに使うのが良いかと思います。
常温保存もできて便利なので、家庭に常備置いておき、料理や栄養補給にも使えるので良いかと思います。
アーモンドパウダー
アーモンドパウダーはヴィーガンスイーツでは少しものたりない、コクやうまみなどを+してくれるので、多くのスイーツレシピに使っています。クッキーやタルト、スポンジケーキにも入れます。
ナッツは米粉や大豆の栄養とはまた違った、ビタミン、ミネラル、良質なオイルなどを含み栄養豊富な点もあります。
アーモンド以外に地元産の鬼くるみや、カシューナッツ、などのナッツも使います。それぞれ違う栄養素も魅力的です。
時々ナッツのアレルギーをお持ちの方もいらっしゃいますので、私のできる範囲で相談させて頂き、レシピ調整などをして作ることもあります。
ヴィーガンスイーツ作りの主な材料のまとめ
こちらの食材はほんの一部の食材です。
心を込めて作物を作っている方が増えることにも繋がりたいです。
自然農法や農薬なども使わずに畑をしている方のものを、積極的に使いたいと思っています。
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