山野草の宝庫が揖斐川町谷汲に?セツブンソウやニリンソウ、自然観察会イベントもあります!

揖斐川町谷汲

私の地元、岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲はお寺だけでなく、山野草も身近にみられる魅力があります!

今回は谷汲で観られる山野草や自然観察会のイベントなどの紹介をしたいと思います。

山野草の宝庫が揖斐川町谷汲に?地元でみられる山野草を紹介!

  • 「セツブンソウ」節分草。2月の節分の時期に足元を沢山彩ってくれる。可愛らしい花。
  • 「イチリンソウ」葉っぱの元から一輪咲く花。「ニリンソウ」葉っぱの元から二輪咲く花。
  • 「ミノコバイモ」希少で絶滅危惧種にもなっています
  • 「カタクリ」春の妖精。咲くのに七年かかる!紫が美しく、元は片栗粉の原料です。

「セツブンソウ」節分草。2月の節分の時期に足元を沢山彩ってくれる。可愛らしい花。

「セツブンソウ」節分の時期に花が咲くのでこの名前があります。2021年の今年は節分の時期より早めにに花を咲かせてくれていました。

年々暖かくなっている影響なのかとも思います。足元を注意深く探していると白い五枚花が顔をのぞかせてくれます。葉っぱは灰色がかった緑色で中心は紫色と黄色をしています。

冬の景色から少しずつ春を思わせる花の象徴と思わせてくれます。

1つ見つけて、周りを観察していると群生になっている場所に出会うことも。近年は森林の開発や盗掘などで減ってしまっている場所もあります。マナーを守って美しい山野草に癒され、一緒に守ってください。

「イチリンソウ」葉っぱの元から一輪咲く花。「ニリンソウ」葉っぱの元から二輪咲く花。

「イチリンソウ」は葉っぱの元から一輪咲くき、全体は白い花をしています。

イチリンソウは咲ききる前の、まだつぼみの状態だと薄いピンク色の花びらの外側を見せてくれます。この薄いピンク色がとてもかわいいです。

まだ先初めの時期や、早朝は花も寝起きのようにつぼみの状態が多いのではないかなと思います。

葉っぱはニリンソウよりも細かく刻まれています。その葉の元から一輪茎があり花を咲かせています。

「ニリンソウ」は白い小さな点々のはいった葉っぱの模様をしています。まだ花が咲いていない頃にもこの葉っぱの群生を見つけると「ニリンソウ」が咲くんだな!とわかります。

この葉っぱの元から二輪花を咲かせてくれます。

群生を見つけると一輪や二輪もあるのですが、植物も色々、特に野生などはすぐ近くにも違う草木は無限に生えているので一輪のとき、二輪のとき、様々あるようです。

「ミノコバイモ」希少で絶滅危惧種にもなっています

「ミノコバイモ」は岐阜県の美濃産からきているようです。漢字はとても難しい「美濃小貝母」

花は斜め下向きを向きの鐘形をしており、色味は中々のしぶさを出しています。ささやかに咲く花はとても希少で絶滅危惧種にもなっているようです。

珍しく、生育条件も難しいので、近年の盗掘などの被害によってどんどん減っているようです。

岐阜県の美濃の大事な山野草が途絶えないように、一緒に守ってください。

「カタクリ」春の妖精。咲くのに七年かかる!紫が美しく、元は片栗粉の原料です。

「カタクリ」春の妖精といわれる、紫色の美しい花がここ谷汲には群生地があります。

咲くのに7、8年程かかり、咲く花は美しい紫色を見せてくれます。

片栗粉は現在は大量生産のためジャガイモですが、元々はこのカタクリからきており、今でも体を温める作用があるため漢方薬に使われています。

花が咲くころ、春の女神ギフチョウが蜜を求めて飛んできます。その姿は本当に美しく、沢山の山野草好きのかたや、カメラマンが撮りに来てくれます。

谷汲自然観察会は春から毎月第一日曜に自由参加のイベントあり

伊吹山近くの石灰質によりこの辺りは山野草が沢山観られる土地です。

山野草は山の奥の方まで見に行かないとなかなか見れないこともあるのですが、谷汲は山に囲まれていますが比較的平坦な土地なので、家から数分歩いて山野草が観れます。

谷汲自然観察会

  • 春の3月から6月の第一日曜
  • 「谷汲緑地公園」道の駅
  • 10時に集合→14時頃解散
  • 事前連絡の必要無し、無料、自由参加
  • 長靴、や手袋、汚れてもよい服装、飲み物各自持参

山野草の宝庫「谷汲自然観察会」まとめ

春には山野草の写真をとりにこられる方が車を走らせ来てくださいます!地元の整備の方、山野草ガイドさんも咲く時期にはパトロールにきます。

美しい山野草、田舎の風景環境にも整備をしてくれる人、大事に思ってくれる人、訪れてくれる人、山や自然、草木、虫や動物、全てで成り立っています。ぜひ一緒に守っていってください。

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